プライム不動産 親が老人ホームに入って実家が空き家になってしまったとき、実家を売却すべきかどうか迷ってしまいますよね。
結論から言うと、そのタイミングで家を売却した方が良いと言えます。
今回は、親が老人ホームに入るタイミングで家を売却すべき理由を解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□親が老人ホームに入るタイミングで家を売却した方が良い理由とは
このタイミングでの売却を検討すべき理由はいくつかあります。
1つ目の理由は、「売却代金を老人ホームの費用にあてられるから」です。
老人ホームの入所代は決して安くなく、その後の生活費や医療費も考えるとまとまったお金を準備しておくことに越したことはありません。
実家を売却する場合、売却の期限もないケースが多いはずですので、不本意な値下げをせずに買主と価格交渉ができます。
よって、希望額に近い価格で家の売却ができます。
2つ目の理由は、「実家の管理費用が必要なくなるから」です。
人が住んでいれば定期的に掃除や換気ができますが、誰も住まなくなった家はそれができず、どうしても傷むスピードが早くなります。
不審者に侵入されて家具や電化製品が盗難に遭ったり、放火に遭ったりするかもしれません。
また、誰も住んでいなくても火災保険や固定資産税などは今まで通り支払う必要がありますが、家を売却してしまえばこういった維持管理費もかかりません。
□実家を売却する際に覚えておきたいこととは
1つ目のポイントは、「売却に向けて早めに動くこと」です。
親が健康でいる間に委任状を使って家を売ると、手続きがスムーズです。
親が認知症にかかってしまうと、法定後見人を選任する必要があり、申請から選出まで時間や手間がかかります。
また、あせって家の売却を進めると、安く売り急いでしまう可能性があります。
時間に余裕があれば、不動産を売りやすい時期（秋ごろや年度末）を見越して売り出すことも可能です。
2つ目のポイントは、「売却の翌年に親の代わりに確定申告を行うこと」です。
不動産の売却で利益が出たら、売却の翌年に確定申告を行う義務があります。
親名義の家を売った場合、課税対象は親です。
そのため、親の代わりに確定申告を行います。
□まとめ
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
当社では、長年の不動産売買の実績と地域に精通した幅広い情報を活かして細やかなサービスを提供いたします。
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