空き家の管理において心配なトラブルの1つが、水道管の破裂です。
空き家での水道管の破裂は、気づいたときには大きな被害になってしまい高い水道代や修理費が発生してしまうかもしれません。
そこで今回は、空き家の水道管破裂の被害、そして予防策についてご紹介します。
□水道管破裂による被害って?
実際に空き家の水道管が破裂すると、どんな被害が起きるのでしょうか。
*水道代の請求額が何倍にもなる
水道管が破裂すると、水が漏れます。
空き家だと、水道管の破裂になかなか気づけず、この漏れが長期間にわたってしまいます。
そのため、多額の水道代が請求されたことで水道管の破裂に気づく、ということも少なくありません。
*水道管の修理が必要になる
水道管が地表に出ている場合は修理費用はそこまで高くなりませんが、破裂した部分が地中に埋まっている場合、床の下にある部分だった場合は違います。
破裂を修理するために地下に穴を掘ったり、床を外したりする必要があり、修理費用が高額になってしまいます。
*外壁や給湯器などに被害が起こる
水道管の設置場所によっては、漏れた水によって連鎖的な被害を招いてしまいます。
外壁が濡れ続けると、外壁の破損や腐食につながります。
また、給湯器やボイラーに漏れた水がかかってしまうと、錆や腐食を招き、故障してしまいます。
このように、水道管以外にも修理費用が発生してしまうので、注意が必要です。
□水道管破裂の予防策って?
水道管が破裂してしまう原因の一つとして、凍結があります。
ここでは、破裂防止につながる、凍結の予防策を2つ紹介します。
1つ目の予防策は、水抜きをすることです。
蛇口の水を出した状態で水抜きの栓のレバーを「止める」にして、水道管の中の水を完全に抜きます。
ハンドル式の場合は、右に止まるまで回してください。
2つ目の予防策は、水道管をタオルのような布で保護することです。
水抜きができない場合は、この方法を行ってください。
特に屋外の水道管は、凍結しやすいです。
保温できるもので水道管をカバーし、温度の低下を防ぎましょう。
□まとめ
今回は、空き家の水道管破裂の被害、そして予防策について紹介しました。
水道管の破裂に悩む前に空き家を売る、というのも1つの手段です。
当社は、お客様のご要望に合った、失敗しない不動産売却をお手伝いさせていただいております。
他社で断られてしまった物件や条件が悪い物件も、一度当社にご相談ください。