空き家に地震保険はかけられるの?注意点についても解説!

空き家に地震保険を掛けられるのか分からない方は、多くいらっしゃるでしょう。
空き家を適切に管理するために、どのようなことをすればよいか分からないと心配ですよね。
そこで今回は、空き家には地震保険を掛けられるのかについてと、空き家に保険を掛ける際の注意点についてご紹介します。

□空き家に地震保険は掛けられるの?

ここでは、空き家に地震保険を掛けられるのかについてご紹介します。
結論から言うと、空き家に地震保険を掛けることは可能です。

地震が原因で建物が倒壊した場合、その廃材の処分は所有者の責任です。
半壊や一部損壊の場合は、廃材の処理費用のほかにも解体費用を支払う必要があります。
地震後に解体や廃材処分費用が100万円を超える可能性も十分にあるので、よく吟味してから加入することをおすすめします。

また、地震が原因で空き家が火災した場合は、空き家の被害は全て火災保険の適用対象外になります。
地震保険に加入しておけば、それらの状況にも対処できます。

ただし、地震保険の補償額は火災保険の補償額の半分までです。
そのため、火災保険の補償額が最高1600万円の場合、地震保険の補償総額は800万円になるので注意しましょう。

□空き家に保険を掛ける際の注意点とは?

ここでは、空き家に保険を掛ける際の注意点を3つご紹介します。

*空き家の現状を確認しておく

空き家に火災保険や地震保険を掛ける際には、空き家の現状を事前に確認しておく必要があります。
空き家の老朽化の度合いや家財がどれくらい設置しているのかを知れば、用意すべき補償を考えやすくなるからです。
また、空き家の現状を事前にチェックしておくことで老朽化による被害を未然に防げます。

*加入中の火災保険が空き家も保証してくれるのかを確認する

現在加入している保険でも、空き家になると保証してくれないケースがあります。
そのため、現在加入していれば空き家になっても保証が続くわけではないことを確認しておきましょう。
また、保険会社に問い合わせて、事前に聞いておくのも良いでしょう。

*空き家の今後を考える

火災保険をかけても、空き家をずっと管理をするのは大変です。
そのため、できる限り早く空き家をどうするのかを検討しておく必要があります。
空き家を売却する、賃貸物件にするといった様々な活用法があります。

□まとめ

今回は、空き家に保険を掛けられるのかについてと、空き家に保険を掛ける際の注意点についてご紹介しました。
今回の記事を参考に、空き家に保険をかけて、空き家管理を安心して行いましょう。

この記事を書いた人

プライム不動産