マンションの各住戸の価格は様々な条件を比較した上で決定されています。
その中の一つの条件に「階数」があります。
今回は、マンションの階数に着目し、どのように資産価値は決められるのか、また価値の高い階数についてもご紹介します。
□マンションの階数による資産価値決定のルールとは?
こちらは階数が上になればなるほど、価格が高くなります。
採光が優れているため部屋が明るく、カーテンを開けていてもプライバシーが守られるといったことが理由として挙げられます。
また眺めも良く、美しい夜景を楽しむことができるという利点もあります。
□マンションの最上階を素早く高値で売却するポイントは?
続いては、なんだか特別感があるマンションの最上階の部屋について見ていきましょう。
やはり最上階の部屋は先程ご紹介した基準から見ても、資産価値が高く、売却方法を選べば高値で売却することが可能です。
こちらでは、高値で売却する際のポイントについてご紹介します。
マンションの最上階を売却する際のターゲットは、富裕層になります。
そこで売却するにあたり、注目したいポイントは五つあります。
一つ目は、価格上昇時に売るということです、
マンションの最上階は価格が高いため、不景気になってしまうと銀行からの融資を受けにくくなり、購入できる人が減少するため、売却しづらくなってしまいます。
市場の動きを見ながら適切なタイミングで売却をすることが大きなポイントなのです。
二つ目は、資産家に話をつないでもらうということです。
マンションの最上階は、比較的固定資産税評価額が低いため相続対策になります。そのため相続税対策を求める資産家に需要があるのです。
このような資産家から、銀行や税理士は相談を受けていることが多いため、銀行や税理士に頼んで資産家につなげてもらうのも効率的な方法の一つだと言えるでしょう。
三つ目は、投資家に売却するというものです。
マンションを購入する投資家の目的は賃貸収入ではなく、売却益であるキャピタルゲインである場合が多いです。
そのため空き家の状態であっても投資家には需要があります。
特に以前はアジア系外国人投資家が好んでタワーマンションの最上階を購入していました。
近年では、このようなブームは下火にはなっていますが、タイミングによってはこのようなケースもあるので、こちらのポイントもぜひ参考にしてみてください。
四つ目は、最上階についての情報を正しく伝えるというポイントです。
最上階の部屋について多くの人が抱くイメージはどのようなものでしょうか。
災害時避難がしづらいのではないか、エレベーターの待ち時間が長いのでは、といったイメージは容易に抱きやすいでしょう。
しかし、避難経路や災害時の準備についてしっかりと説明を事前にすることで、買い手のそのような不安を取り除くことが可能です。
さらに、多くのマンションでは、一定時間の利用が無ければ、エレベーターは自動的に最上階に戻るよう設定されているので、待ち時間なくエレベーターを利用できる可能性は高いのです。
このように伝えることで、最上階のメリットを伝えることができるのではないでしょうか。
□まとめ
今回はマンションの階数に着目し、どのように資産価値は決められるのか、また価値の高い階数や売却のポイントについてご紹介しました。
ぜひ皆さんも今回の記事を参考に、マンションの売却に役立ててみてください。