高齢者の方で現在持っている住宅を処分したいとお考えの方は多くいらっしゃると思います。
高齢になって持ち家を処分する理由やメリットはいくつか存在します。
そこで今回は高齢になって家を売却する理由と、高齢者が家を処分するメリットについてご紹介します。
□高齢者が家を売却する理由とは?
ここではどうして高齢者が家を売却するのかについて2つの理由を解説します。
*一人になる準備
高齢になると、今後の生活について不安も出てきますよね。
例えば、介護の面倒を見てくれる人がいない、急病で倒れたとしても気づく人がいない、子どもや親族に心配をかけたくない、などです。
これらは、一人で暮らしていると解決できない問題なので、自分が元気なうちに住んでいる住宅を処分して老人ホームや介護施設に入ったり、面倒を見てくれる子どもの近くに住んだりして将来に備えようと考える方が多いです。
また老人ホームなどに住むと同年代の方がたくさんいらっしゃるので、寂しくなることもありません。
*家が住みにくい
昔から住んでいる物件だと、バリアフリーに対応していない場合が多いです。
家に手すりがなかったり、階段が急すぎたりすると過ごしにくいので、家を売却したいという考えになりやすいです。
また、長年暮らしていると老朽化して危ないので、注意が必要です。
□高齢者が住宅を手放すメリットとは?
ここでは高齢者が住宅を手放す3つのメリットを解説します。
*バリアフリーに対応した場所に住める
最近では、バリアフリーに対応した賃貸物件もあるため、家を持たずにより快適な生活を実現できるでしょう。
*固定資産税がかからない
住居を所有していると、固定資産税や都市計画税などの税金が課せられます。
しかしこれらは不動産を保有している人にかかる税金なので、賃貸で住居を借りると支払う必要がありません。
また分譲マンションで発生する諸費用も賃貸物件では不要なので、おすすめです。
*相続問題を防げる
持ち家は相続の際、悩みのタネになりやすいです。
相続人に対して多額の相続税が発生することや、相続人が多い場合は遺産の分配が大変になることなどが考えられます。
しかし、賃貸物件の場合は相続の対象にならないので相続税が発生しません。
自分が亡くなった後に親族に与える影響を考えて、賃貸物件で暮らすことにする方もいらっしゃいます。
□まとめ
今回は高齢者が持ち家を手放す理由とそのメリットについてご紹介しました。
高齢になると住居をどうしようか迷いがちですが、その際は今回の記事をぜひ参考にしてくださいね。
持ち家の処分でお困りの方は、いつでも当社までご連絡ください。