現在所有している不動産を空き家のまま放置しているという方はいらっしゃいませんか。
空き家として放置していても、毎年税金がかかってしまい勿体なく感じてしまうという方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
今回は、空き家賃貸経営のメリットとデメリットについてご紹介します。
□空き家賃貸経営のメリットとは?
土地や建物を所有していると、毎年の固定資産税や都市計画税などの税金は付き物です。
これは空き家として所有していても同じであり、空き家をうまく活用していない方にとっては勿体無いと言えます。
そこで、空き家を有効活用する手段として賃貸経営という方法があり、家賃収入という新たなお金の稼ぎ方も生まれます。
人気のある都心部や需要の高い土地であれば空室になることも少なく、長期的な利益も期待できます。
賃貸物件にする以外にも、今ある空き家を解体してコインランドリーやコインパーキングなど無人で経営できる手段もあります。
しかし、解体費用や設備の管理費用がかかってしまうので、初期投資を行うというデメリットが伴います。
それに比べ、空き家のリフォームは改修箇所が少なければ大規模な工事を行う必要がないので負担は軽減されるでしょう。
また、空き家対策法という特定空き家に指定されると、固定資産税が6倍になるというシステムがあります。
空き家を所有しているだけで固定資産税や都市計画税が徴収されるにもかかわらず、税金が上がってしまうと勿体ないですよね。
空き家で何かしらの賃貸経営を始めると、特定空き家指定を回避できるのでお勧めです。
□空き家を賃貸で出すデメリットとは?
不動産の使用方法において近隣とのトラブルがあった場合に自分で処理しなければいけない点がデメリットとして挙げられます。
さらに、修繕費や管理運営を行う上で発生する必然的な出費も避けられないでしょう。
入退去の際のクリーニングはもちろん、水回りや故障などの際には対応しなければいけません。
人気のある地域に不動産をお持ちの方は心配無用かもしれませんが、入居者が見つからなければ家賃収入は滞る上に、次の入居者が見つかるまでは定期的に掃除しなければいけません。
常に手入れをする必要があることは、やはりデメリットに当てはまるでしょう。
□まとめ
空き家の地域によっても異なりますが、長期的に考えると空き家のまま放置するよりも賃貸経営をした方がメリットは大きい可能性もあります。
現在空き家を所有している方は、空き家賃貸経営を考えてみてはいかがでしょうか。