空き家の窓を開けっ放しは危険!犯罪のリスクも!?

空き家は、窓を開けっ放しにして換気をしている方や何年も放置し換気をしていない方に分かれるのではないでしょうか。
たとえ空き家であっても犯罪のリスクは潜んでいます。
そこで今回は、どんな状況で空き巣に遭うのか、また空き家の換気方法について紹介します。

□空き巣の侵入手口とは

警視庁のデータによると、空き巣の侵入手口の過半数が無締まりの窓からの侵入です。
周囲に気づかれる恐れが少ないため、窃盗犯にとって一番都合のいい侵入方法です。
マンションだから、小窓だから、まさか私の家に入ることはないといった気の緩みが空き巣被害に繋がるのです。

また、空き巣対策には「5分の壁」という言葉があります。
窃盗犯は侵入までに5分かかると約7割の泥棒がその家から金品を盗むことを諦めるのです。
そのため、空き巣に対する対策では、しっかり施錠をすることが鍵となります。

近年は、ステイホームや高齢者の独り住まい世帯の増加に伴って、在宅中を狙う「居空き」が増加しています。
泥棒と対面した場合、暴行を受ける可能性もゼロではありません。
家にいるときも開けっ放しの窓がないか確認することが大切です。

□換気の重要性とは

*カビ対策

換気のされていない空き家には、湿気とほこりが溜まり、カビが発生します。
その結果、木が腐食し虫やシロアリが繁殖し、喘息や肺炎と言った健康面にも影響を及ぼします。
定期的な換気や掃除をする必要があります。

*換気のポイント

換気の際に重要なことは2点です。
1点目は、ほこりから身体を防護するためマスク、スリッパ、軍手を用意すること、2点目は、全ての窓や押し入れなども開放し家全体に空気を行き渡らせることです。
最低でも月に1回はこのような換気を行うことが推奨されています。

*24時間換気システム

マンションに限らず、最近は多くの住宅に「24時間換気システム」が導入されています。
騒音や維持費の心配から空き家の換気システムを止めてしまう人も多いと思います。
しかし、住宅の場合、換気設備の性能は1時間あたりの換気回数は0.5回以上と決して多くはありません。
ぜひ積極的にこのシステムを空き家にも活用しましょう。

□まとめ

今回は窓の戸締りの重要性と空き家の換気の重要性について紹介しました。
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不動産売却に関するご不明点や疑問などがあれば、いつでも当社までお問い合わせください。

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プライム不動産