転勤などに伴う引っ越しで購入した分譲マンションを、売却せずに賃貸に出そうと考えている方はいらっしゃいませんか。
今回は、分譲マンションを貸すデメリットや売却という選択肢についてご紹介します。
現在お悩み中の方も、そうでない方も賃貸に出すデメリットについてしっかりと把握しておきましょう。
□分譲マンションを貸すデメリットとは?
分譲マンションを賃貸に出せば、家賃収入を得ることができるため、お得なのではないかと思いますよね。
しかし、デメリットが存在するのも事実なのです。
それでは、まず分譲マンションを貸す際に、考えられるデメリットについて3つご紹介します。
1つ目は、部屋のリフォーム費用が掛かる可能性があるということです。
こちらは、部屋の状態にもよりますが、壁紙の張替えや、クリーニングが必要になるケースがあります。
売却の際は、買い手側がリフォームを行うことが多いため、比較しても賃貸に出す場合は、貸し出す側の負担が大きいと言えるでしょう。
2つ目は、必ずしも入居者が見つかるとは限らないという点です。
入居者がいない期間は、家賃収入が得られない状態で貸し出す側にマンションの管理費や、維持費用がのしかかってしまいます。
3つ目は、速やかに新しい家の購入ができない可能性があるということです。
賃貸に出す分譲マンションのローンを完済しないまま、新たな家の購入のためローンを組もうとすると、二重ローンとなってしまいます。
こうなると返済能力の評価審査に影響を及ぼしてしまい二重ローンの審査が下りない可能性があるのです。
□売却という選択肢についてご紹介!
先程は分譲マンションを賃貸に出す際のお話でしたが、ここからは売却という手段についてご紹介します。
マンションは2011年から2022年にかけて右肩上がりに上昇を続けています。
更に、2020年から2021年がマンションの価格水準のピークだとも言われています。
しかし、ここからこの価格水準は緩やかに下がっていくのではないかと予想がされています。
つまり、このトレンドを踏まえると現在はまだ比較的高値で売れやすい時期だと言えるでしょう。
まだ売却をお考えでない方も、マンションの売却価格を今のうちに調べておくことをお勧めします。
□まとめ
今回は、分譲マンションを貸すことのデメリットと、売却という選択肢についてご紹介しました。
不動産の価格水準は刻一刻と変化しています。
トレンドを細かくチェックして最も効果的な方法を選択しましょう。
今回の記事も参考にしていただければ幸いです。